乳幼児のアトピーで気をつけること(その3)
近所の人と初めて市民プールに行きました。その頃はまったくアトピーに知識のなかった私は、気軽に娘をプールに入れました。すると、あれよ、あれよというまに水に浸かっている部分が真っ赤になってきました。そうです、塩素です。保育園のプールでは、毎日水を替えるので、塩素なんてほとんど入ってなかったのでしょう。でも、市民プールでは、そんな訳にはいきません。涙をのんで、途中で帰ってきました。
乳幼児に限らず水はアトピーの患者には密接な関係があり、プールどころが水道水でさえ気をつけるように指示されることがあるようです。
「強酸性水」や「酸性水」がアトピーに効果があると耳にしますが、これは、飲料水ではなくスキンケア的要素として利用するようです。アトピーの肌に存在する細菌を殺し、それにより、悪化を防ぐ、という考え方のようです。これは、実際に医療機関でも取り入れているところがあるようです。このように効果はあるようですが、そこがアトピーの不思議なところで合う人・合わない人があるようです。どんな療法でもそうですが、あの人が良く効いたから自分も、という訳にはいかないのがアトピーの難しいところですね。 ちなみに酸性水は個人でも入手できるようですが、やはり主治医に相談してからにした方が無難だと思います。診察して判断をする先生にしても情報が少なければ判断を間違うこともあると私は思っています。なので、私は、何か変わったことをする前に、必ず主治医にこんなことをしてみたいんですが・・・と相談をしてからにしていました。
私と娘が恵まれたのはこんな風に何でも気軽に相談できる主治医の先生に担当して頂いた、ということでしょうか。