乳児編

乳幼児のアトピーで気をつけること(その3)

近所の人と初めて市民プールに行きました。その頃はまったくアトピーに知識のなかった私は、気軽に娘をプールに入れました。すると、あれよ、あれよというまに水に浸かっている部分が真っ赤になってきました。そうです、塩素です。保育園のプールでは、毎日水を替えるので、塩素なんてほとんど入ってなかったのでしょう。でも、市民プールでは、そんな訳にはいきません。涙をのんで、途中で帰ってきました。

乳幼児に限らず水はアトピーの患者には密接な関係があり、プールどころが水道水でさえ気をつけるように指示されることがあるようです。

「強酸性水」や「酸性水」がアトピーに効果があると耳にしますが、これは、飲料水ではなくスキンケア的要素として利用するようです。アトピーの肌に存在する細菌を殺し、それにより、悪化を防ぐ、という考え方のようです。これは、実際に医療機関でも取り入れているところがあるようです。このように効果はあるようですが、そこがアトピーの不思議なところで合う人・合わない人があるようです。どんな療法でもそうですが、あの人が良く効いたから自分も、という訳にはいかないのがアトピーの難しいところですね。 ちなみに酸性水は個人でも入手できるようですが、やはり主治医に相談してからにした方が無難だと思います。診察して判断をする先生にしても情報が少なければ判断を間違うこともあると私は思っています。なので、私は、何か変わったことをする前に、必ず主治医にこんなことをしてみたいんですが・・・と相談をしてからにしていました。

私と娘が恵まれたのはこんな風に何でも気軽に相談できる主治医の先生に担当して頂いた、ということでしょうか。

乳幼児のアトピーで気を付ける事(乳児編2)

さて、我が家の娘ですが血液検査の結果生後2ヶ月位ではほとんど結果は出ないことが多いです、と言われていたにもかかわらず卵に強烈な値が出ていました。
結構な重症児の方に分類されます、ということで、「アトピー性皮膚炎」が確定となりました。

この日からその病院のその当時の方針により、完全除去食を始めることになりました。しかし、両親の仕事の都合上、完全除去を開始したにも関わらず飲食店を営んでおりましたので、油や卵を完全にシャットアウトすることは困難を極めました。家と店舗が2階と1階になっており、家では鍋、お釜から全部新品に入れ替え、冷蔵庫から卵、乳製品、肉類は一切、姿を消しました。

にも関わらず、1階の店舗では油や卵、鶏肉をどんどん使用する状態で、食事に気を付ければ気を付けるほど、父親に対する拒否反応が強くなり、父親がコックコートのまま抱き上げようものなら、父親の皮膚、コックコートが接触した部分が真っ赤にかぶれてくるような状態になりました。極力服を着替えて貰い、手を洗ってから接触を心がけました。完全除去を厳しくすればするほど、一時期の拒否反応は厳しいものになるそうです。病院の先生に相談したら完全除去をしっかりやっているからです、と言われました。 親としては複雑なものがありました。

娘が生後半年になるのを待って保育園に預けました。両親で店を切り盛りしているため、マイナスの面も考えながら、一般の保育園に入園することになりました。当然、皆と一緒の食事はできず、しばらくすると、お弁当とおやつを持参することになりました。ここで、主治医のアドバイスにより、大人でも人と違う物を食べなければならないのは、大変なストレスになるから、ということで、保育園の給食に見た目が似ているもの、おやつもできるだけ、可愛いものを用意するようにしました。家では、当然娘と私は、同じ食事を摂りました。卵だけでなく牛肉、豚肉、鶏肉すべて娘と一緒の時は食べれませんので私自身も相当なストレスを抱くことになりました。これを子供に要求するのは大人でもつらいのに、子供だけ一人別の食事なんてことになったら、相当なストレスだと思います。

幸いにも娘は人に言われてシュンとなるタイプではなかったので、みんなといる時は私がみんなの分も用意して皆と娘が同じものを食べれるように努めたことを思い出します。

大人でさえ人と違うことは大きなストレスになるので、団体生活をするなら子供でも特に注意したいものです。

乳幼児のアトピーで気を付ける事(その1)

大人と違って乳児の場合、「アトピー」と診断するのはとても難しいです。それは、赤ちゃんの場合乳児湿疹といって「アトピー」とは関係なく湿疹が出ることが多いからです。
それと、アレルゲンを特定するのが非常に難しいそうです。家の娘の場合は生後2ヶ月で巡回に来て頂いた保健婦さんが「ちょっと、湿疹が多いですねー。乳児湿疹かもしれないですが、少し酷いように思いますので一度、診てもらったら、どうですか?」と言われたのがきっかけでした。

ほどなく病院で受診しましたが、病院の対応もアトピー性皮膚炎には熱心な病院だったのですが、やはり2ヶ月では、血液検査をしても値としては、出てこないかもしれない、とのことでした。でも湿疹の状態から判断し、結果として出てこなくてもアトピー性皮膚炎だと判断したほうが良い、との事でした。

結果が出る出ないに関わらず、娘の場合はその時すでに痒みが強いようで夜、ぐっすり眠ることが出来ないようになっていました。

まず、大人が簡単に実行できることは
湿疹をさらに悪化させないように爪はこまめに切ること。(入浴後に行うと爪が柔らかいので切り易いです。
次に清潔を保つこと。汗をかいてそのままにしておくと、肌に刺激を与えてしまいます。これは乳幼児に限らず大人の私でも汗をかいて、そのまま放っておくと風邪を引くだけでなく痒くなったりします。夏場などは日中だけで5~6回位シャワーをかけて服を着替えさせました。酷いときはこれだけでも随分違いが出ました。
そして、重要なのがその後、必ず薬でなくてもいいのでその子に合った保湿をしてあげることが必要です。

えっ、!そんなことと思われるかもしれませんが、これを手を抜くと家の娘は明らかに酷い時期は一気に症状が悪くなりました。

治療、とまでは、いいませんが、アトピー性皮膚炎はこういう細かいことをいかに継続していけるかで、随分違ってくると思います。

 

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